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生活保護の受給を受け付けずに他都市に移送 [自己責任論]

  歩いていたらせみの鳴き声がしてきました。今年初めてではないかと思ったりしましたが、どうでしょうか。そろそろ梅雨も明けそうですね。寝苦しい夜が続いています。 ホームレスの人を福岡市近郊の市役所が福岡市内の支援団体のところに移送したのことです。

 朝倉市 ホームレス置き去り 福岡市の支援団体会場に2009712 

 福岡県朝倉市教委の職員が今月2日、市の体育センターなどに寝泊まりしていた無職男性(62)を福岡市博多区のホームレス自立支援団体の相談会場に連れて行き、置き去りにしていたことが11日、分かった。男性はその後、所在不明になった。生活保護法はホームレスの保護希望者を現地の福祉事務所が担当するように義務付けており、市側は「認識不足だった」と対応の誤りを認め「男性の居場所が分かれば責任を持って保護したい」としている。 支援団体の関係者によると、朝倉市教委から1日、支援団体のスタッフに「ホームレスの男性がそちらに相談したいと言っている」と電話があった。スタッフは同市で生活保護を受けるべきだと指摘したが、市職員は2日、男性と自転車などの所持品を市のワゴン車に載せて相談会場を訪れた。市職員に「帰りはどうするのか」と尋ねると、職員は「本人には説明している」と答え、男性と所持品を降ろして帰ったという。 男性は相談会場で「(朝倉市の職員から)生活保護や仕事についてここで相談するように勧められた。生活保護を申請したい」と話していた。 朝倉市教委生涯学習課によると、男性が公共施設でたき火をするなどしたため、市教委が「危険」と判断し立ち退きを求めた。同市福祉事務所に相談したが「住居がないと生活保護は申請できず対応できない」と誤った認識で断られ、男性に民間団体の支援を受けるように勧めた。同課は「親切のつもりだった」と釈明している。西日本新聞
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この記事でもよく分からないのは、教育委員会が建物から排除するために動いているようですが、福祉事務所は自らの問題としては認識していないようです。住所がないと駄目ですと、今まで何度繰り返したのでしょう。それは、出先事務所だけの不始末なのでしょうか。そして、このように大都市に移送するのが常態化しているとも言う。面倒なものには関わりたくないというのが露骨な感じがします。群馬での施設で生活保護の人たちが焼け出されましたが、行政責任をさして問うことなく、施設の防火責任に矮小化した行政とマスコミの責任はもっと大きいのではないかと思いますが。

 
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