言葉の難しさ うつは怖い病気か [精神障がい者]
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などといろいろと言われると年寄りはついていけなくなりますが
ジタバタというセイカツ(生活)もあるぞと 意味もなく一人でつぶやいたのですが、先日の物騒な騒ぎのもとになった
ロケット
ミサイル
飛翔体
これも実態不明のままに使い分けられました。かなり政治的意図に従って言葉では解決が難しいことも多いようにも思えます。例えば、本日の朝日新聞の投書です。
知って欲しい「うつは怖い病気」うつが「心の風邪」と言われるようになって久しい。確かにこの言葉のおかげで、精神料にかかることへの偏見は薄らいできている。しかし、うつに対する正しい理解がなされているかどうかは別問題だ。かえってうつが軽んじられ、新たな弊害が生まれているとさえ感じることがある。うつのまっただ中は横たわっていても心と体が鉛のように重い。それを押して家事や仕事をするのは、地獄の業火で焼かれるように苦しい。ついに、救われるのは「死」をもってしかないと思い詰める。外傷も数値に表せる症状もないので、そのつらさをなかなかわかりてもらえない。「心の」という表現から、「気の持ちよう」と考える人も少なくないが、決して心構えうんぬんで済まされるものではないのである。(一部引用)ここで指摘されていることは至極妥当なことだとは思いますが、言葉が独り歩きする可能性があります。「怖い病気」でもありますが、治療による可能性も大きいわけです。「心の風邪」という表現の妥当性を学会辺りでも論議してもらいたいと思います。厚生労働省は「心のバリアフリー宣言」を出していますが、ここでも、検討される必要があるのでは。私は「障害は個性だ」という表現に似ているように思います。善意ではあっても、それは、一部を表現しているだけで、全体を示すものだと言われれば拒否反応があります。
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