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人間の心理考えた制度を [組織]

台湾・何振忠さんという方が200884日西日本新聞に表記のような記事を書いていました。台湾の信号機が赤信号のときだけカウントダウンの秒数を示すことになったという。それまでは、バラバラだったそうです。福岡では天神あたりでわずか見かけますが、砂時計みたいな表示になっています。台湾では「青信号にカウントダウン装置を設けた交差点での交通事故発生件数は、設置前の二倍に増加し、けが人の数も三割増しとなった。一方、赤信号に装置を設けた方は、事故発生件数とけが人の数が設置前の半分に減った」

その理由として「青信号がまだ三秒残っていることが分かれば、スピードを上げるだろうか、ブレーキを踏むだろうか。多くの人が、「青は走っていい権利」だと思っているから、ついスピードを上げ、交通事故を引き起こしてしまう」と分析しています。このように心理を活用した政策が必要だとして、首長の特別費というものがあり、長年、首長は小遣い銭みたいに使っていたという。ところが、今回、民進党政権時代の閣僚を五人起訴した。「彼らが提出した領収書には女性の下着、シャンパン、スーツ、家庭用品などが含まれており、明らかに公務に使われていなかったことが分かる」としながらも、長年の慣習として放置しておきながら突然の法的な対応はいかがなものかとし、「今回の調べによると、ごく少数の首長は使い残した金を返還したが、ほとんどの首長は使い切っていた。でも、彼らが全額を公務のために使ったと信じられるだろうか。不正行為を減らすには、人間の欲望を踏まえ、明確な基準のある制度をつくるべきだ」と結んでいます。

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心理を活かすのは大事ですが、なんでも使っていい公費というのはどうでしょう。

  
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