ギグ・エコノミー化とは [職場]
大相撲・福岡県出身・36歳の琴奨菊は肉離れで休場。今場所は終わったのかと思っていましたが3日間の休場後復帰しました。復帰戦は炎鵬戦でした。相撲にこだわる琴奨菊の姿勢を感じました。
今日の話題は、ギグ・エコノミー化により加速する不安定雇用と指摘する本を読みました。
「非正規雇用」に代わる働き方として注目されているのには、コロナ禍で打撃を受けた働き方としてギグ・エコノミーという「不安定雇用」があるという。
「荷物の配送であるとか訪問介護のような労働集約型の仕事が任せるにあたっては、これまではアルバイトなど非正規労働者として雇うのが一般的で、この関係には使用者―労働者(従業員)という雇用関係がまがりなりにあった。だが現在の世界では、雇用関係を結ばないかわりに業務委託契約やフランチャイズ契約を結んだ個人事業主にインターネットで仕事を発注する「ギグ・エコノミー(単発請負型経済)と呼ばれる労働形態が急速に広がっている」(『棄民世代』藤田孝典著)
テレビニュースで、コロナ禍で仕事を失った人の新しい働き方として紹介していました。月40万円の収入を得られたという。簡単に言えば個人事業主なので保険・退職金はないのではないかと思う。収入が得られないよりはましだという意見もあろうかと思うが、全体像を示さないと幻想をもつ人もいるのではないだろうか。非正規労働者よりも定義も曖昧な「不安定雇用」という指摘が的確ではないだろうか。
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