SSブログ

嫌悪感に変わるとき [支え合う社会]

 


 


年金論争の話では必ず出てくる話です。


 


「むかしは『お年寄りには道を譲りましょう』と言うのがふつうだったのであり、現代では『老いたやつが道を開けない』と言ってオッケーになっているというのはけっこう無礼だ。そりゃいまのおっさんたちはベビー・ブーマー世代と呼ばれる人たちで、数がやたらと多く、それが一斉に年を取っているわけだから、ひとりひとり大切にして道を譲っていたら若者の歩くスペースがなくなってしまう。それに、年寄りの数的圧迫感は下の世代にとってはおそろしい。こんなにわんさかいる世代の年金を、なんで少数の自分たちが負担しないといけないわけ、みたいな不平等感はいつしか嫌悪感に変わる」(「ワイルドサイドをほっつき歩け」)


 


年金の枠内だけで解決できるのだろうか。ベビー・ブーマー世代は数の上で圧倒しています。他の財源を利用するしかないのではないか。一方では、棄民世代が迫ってきています。就職氷河期世代とも呼ばれます。仕事についていない人も少なくない世代でもあります。今までの年金の仕組みのままでよいのかどうか。検討しないといけないはずだ。だが、有力な案としては「全世代型社会保障」という国民負担の案ばかり。消費税10%をさらに伸ばそうというのであろうか。コロナ禍での立ち直りのために消費税は減らしたらと声も届く。増税分が社会保障に回った全額回ったという話はないようだ。


なんということだろう。このままでは沈没するしかないのでは。そんなことはない。


006.JPG

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

世間様は手ごわい?暑すぎる夏 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。