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「スカーレット」が教えてくれたこと [テレビ]

 



 



朝ドラ「スカーレット」が終わりました。前作「なつぞら」も時代との関わりが深く、楽しみにみることができました。「なつぞら」は北海道が大きな舞台でしたが、「スカーレット」のモデルには九州という背景もあったという。続けて、インパクトのあるドラマでした。次のような随筆がありました。



 



「炭鉱と差別  中西徹 2020322日西日本新聞



NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」は、女流陶芸家の神山清子さんの半生を色濃くなぞったドラマです。



神山清子さんと白血病で亡くなった息子・賢一さんに取材し、母と子の伝記ともいえる一冊が『母さん子守歌うたって―寸越窯・いのちの記録』(那須田稔・岸川悦子共著、 ひくまの出版、二OO二年)という本。 そのプロローグで「九州の佐世保 の炭鉱で働いていた父が、追われる ようにして一家を連れてこの滋賀県の日野にやってきた」のは、(神山さんが)小学二年の一九四四年(昭和十九年)九月とあります。(以下略)」



 



1944年は敗戦濃厚になった9月です。私が産まれた年月であり、既に30歳を超えた父が召集されています。その頃の炭鉱には朝鮮人が働かせられていました。「厳しい労働に耐え切れなかった朝鮮の人が、炭鉱を脱走しようとしたのを手助けしたといって、警察に追われた 父は、一家を連れて炭鉱の町から逃げ出したのだった(一部引用)」(同前)(同前)。ドラマでは保育所設置の活動などが時代背景も挿入されています。でもやはり、白血病の問題を少し知ることができたと思います。3月になって池江選手がプールを発病後初めて利用したというニュースがありました。白血病のドナー問題への関心が高まっていると思います。次の朝ドラは何を見せてくれるのでしょうか。


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