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続くモノと形を変えるモノ [障害者福祉]

 


 


 てんかん協会の福岡県支部の設立40周年を祝う集まりが開かれました。私は参加できなかったのですが、写真を送ってもらいました。設立が1980年です。奇しくも、国連が各国に呼びかけた「国際障害者年」というタイミングは歴史の流れの中での動きでもあり、前後して、いろんな団体が設立されています。国際障害者年日本推進協議会(現日本障害者協議会)も設立され、横断的な連携が当たり前のようになっています。


 てんかん協会は全国組織ができて間もない試行錯誤の時代だと思います。未熟な私たちを支えてくれた多くの人たち。てんかん協会はこれから必要なものです。今後も育ててもらいたいと思います。


 


 一方、形を変えつつあるものについて、歌人の手紙と東直子氏は手紙とネット社会の違いを次のように述べています。


「切手、便せん、封筒、葉書、万年筆、そんな物を使わずできる情報交換は合理的だが、使われない物の文化が失われていくのではないかと不安である」(2020218日西日本新聞)。


 


 これを私は電子書籍と紙の本にもあてはまるものと思います。同じ本でも電子書籍と紙の本が販売されることが多く、その多くは電子書籍の値段が安くなっています。紙の本を作る技術というか、文化が消えてしまうのではないかと思うのです。紙の本は処分にも困ります。私が本に親しんだのは亡くなった伯父さんの遺品のなかの本『二都物語』でした。内容は忘れましたが、本を読む楽しさを教えてくれました。


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