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『消費税が国を滅ぼす』を読む [読書]

 


 


消費税が国を滅ぼす (文春新書)

消費税が国を滅ぼす (文春新書)

  • 作者: 幸雄, 富岡
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/09/20
  • メディア: 新書



 消費税が許せないのは貧富の格差に関係なく課税されます。下記の本でも指摘されていますが、法人税は減り続けています。さらに読んで気づいたことですが、消費税は、申告は納税者がしますので、税務当局の手間がかからないものだということです。障害者施設で製造したものでも売り上げが一定額になれば課税されます。


 


「逆進性という本質的な欠陥


 人間は生きるため常にモノやサービスを消費します。消費税は生活必需品を含む幅広い 物品やサービスの取引に対して一律に課税されます。つまり消費税とは、いわば人間の生 存それ自体を課税の対象としており、絶対に逃れることはできません。まさに「悪魔の仕組み」だといえるでしょう。 一方、税を徴収する政府からみれば、消費税は徴説繋務の手間がかからないタックス・マシーン(=自動収税装置)です。税金の徴収は、税務当局ではなく、取引に関わる事業者が担うため、税を徴収する立場からいえば、消費税はまさに「打出の小槌」であり、「金の成る木」なのです」(『消費税が国を滅ぼす』富岡幸雄著)


 


さらに許せないのは、増税前は社会保障にカネが必要だということです。増税が実施された今、またしても、高齢者医療費の値上げなどを全世代型社会保障という名目で負担増を目指しています。年金の世代間格差という名目で世代間の対立にすり替えていることです。年金制度をいじってきたのは誰か。


 


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