文化の問題も [寛容な社会]
9日の『鶴瓶の家族に乾杯』は福島県南会津町でした。ゲストはキムラ緑子さん。お祭りが近いということで地域の交流が濃いことを示していました。江戸時代から続いているこども歌舞伎、伝統芸能が地域で脈々と受け継がれているのに会津地方の伝統の積み重ねにキムラ緑子さんは感動。見ている私などごく一部しか目にしていないのに深い感動が込み上げてきました。伝統を受け継いできた力の奥深さを感じさせてくれました。「ハンパない底の深さ」が。
次のコラムは最近の幼児虐待ですが、南会津町地域ではどのように考えられているのでしょうか。なにかそこに知恵があるのかもしれないと想ったりしました。
「コラム 春秋 2019/9/4 西日本新聞 オピニオン面
『抱き締めてくれないの?』。久しぶりに会った父親は幼い息子の訴えを無視する。父親の大事なレコードを手にし、気を引こうとする息子。父親は「触るな」と叱りつけた。両親の不仲でぎすぎすした家庭。誰にも愛されなかった少年は、音楽に救いを見いだす…
▼公開中の映画「ロケットマン」だ。数々の名曲を生み出した英国の歌手エルトン・ジョンさんを描いた作品。スーパースターへの階段を駆け上った半生は、愛を求めてもがき続けた苦難の道のりでもあった(以下略)」
コラムは幼児虐待の話へと続くのですが、愛されなかった子どもがいる現実は動かしがたい。いや、愛されなかった不幸が問題なのか。いろんな背景があるのだろう。警察と児相の連携がとれないのはどうにか良い方向にならないのだろうか。地域の知恵はなかったのか。誰の責任ということではなしに・・・。失ったモノは「寛容さ」かもしれないと
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