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夢を持ちたいのでは [職場]

 

 

 老年医学に「フレイル」という概念があるそうです。健康なお年寄りの次にフレイル(虚弱)という段階があり、次に介護が必要な身体機能障害だというのです。それによれば、フレイルという状態にいる年寄りからの意見です。

 

『人間の本性』丹羽宇一郎著で、新入社員の夢のない状況に危惧を持っておられるようです。

 

「なぜ夢を持てない若者が増えたのか

商社に勤めている私の友人から先日、こんな話を聞きました。10人ほどの新人を集めていろいろな話し合いをした際のことです。 「君たちはなんで商社を希望したの」と聞くと、「給料がいいから」という返答がけっこうあったそうです。さらに「海外で仕事をしたいという人はいるか」と聞くと、手をあげたのは女性一人だけだった。給料がよくて、3Kではない見栄えのいい仕事だから商社に入った。そんな就職の動機を知り、友人は内心「彼らに夢はあるのだろうか」と思ったそうです。」

 

 非正規雇用が中心になる社会で「見栄えのある企業」に就職したのに大事しなければバチが当たります。たしかに、夢を持ちたいが、夢を小さなものにしたのは、こういう格差社会を作り上げてきた結果なのではないでしょうか。たしかに、見栄えだけで入ってきていることに不安があります。そこに、後輩たちが驚くような先輩たちがいるのでしょうか。そのことが問われているのではないでしょうか。

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