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平和の願いになっているか [スポーツ]

 

 

古賀政男氏は郷土が誇る音楽家です。

 

「意見・見解

平和を願う古賀メロディー 宮本紘視氏 古賀政男音楽博物館主任学芸員

2019/5/20 西日本新聞 オピニオン面

◆東京五輪音頭

 2020年東京五輪・パラリンピックの開催が近づいてきた。17年から、この大会のキャンペーンソングとして「東京五輪音頭-2020-」(歌・石川さゆり、加山雄三、竹原ピストル)が使用されているのをご存じだろうか。

 「東京五輪音頭」(作詞・宮田隆、作曲・古賀政男)は、1964年に開催された東京五輪への関心を高めるために、NHKが制定した楽曲だ。福岡県大川市出身の作曲家・古賀政男は、60年ローマ五輪の閉会直後にオリンピックスタジアムを訪れ、「あと4年たったら、今度はあなたの国、日本で開かれるんですよ」と言葉をかけられた。古賀は、その感動をもとに「できるだけ陽気な日本の祭りのムードを曲のなかに盛り込もう」と意識して、あのメロディーを書きあげた。64年東京五輪は、アジア初開催の五輪大会であるとともに、復興した日本の晴れ姿を世界にアピールする大会でもあった。その高揚感が感じられる楽曲は、三波春夫など多くの歌手により歌われ、大会を盛り上げた。

 オリンピックは、スポーツの祭典であると同時に、平和の祭典でもある。日本はかつて40年に、東京五輪の開催権を返上した経緯がある。第2次世界大戦の影響だ。古賀と宮田はともに、「東京五輪音頭」に平和への強い思いを込めている。日本全体も、64年東京五輪を開催することで、平和への感謝と願いをかみしめていたのではないか。(以下略)」

 

「おもてなし」がクローズアップされましたが、前回と前々回との大会の意義と変わらない「平和」への思いより、公共事業の隠れ蓑になっていまいか。近代の歴史が教えられないという意見を聞きますが、大人が中止になったことを知らない。チコちゃんに叱られますよ


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