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杉山検校 [障害者福祉]

 

 

杉山検校のことを読んだばかりでした。視覚障害者教育のパイオニアでもあったという。

 

「■巻頭言 春によせて  NPO法人日本障害者協議会理事 内田 邦子

  さて、隅田川といえば、両国には、江戸・徳川綱吉の時代に活躍した盲人鍼師(はりし)の杉山検校(けんぎょう=当時の視覚障害者の最高の官位)がいます。綱吉の鍼医だけではなく、視覚障害者教育のパイオニアでもありました。

  綱吉から「何かほしいものはないか」との問いに「目がほしい」との答えに本所(ほんじょ)一つ目の地を拝領したエピソードが伝えられています。そして杉山検校は、その地で職業訓練校であり鍼術講習所であった「杉山流鍼治導引学問所」を開設するようになります。(一部引用)」(2019年「すべての人の社会」4月号)

 

藤沢市に杉山検校の墓石があるとWikipediaにはありますが、池内 紀著『東海道ふたり旅』の「藤沢宿――隠れ里」のなかの広重の「藤沢 道行寺」の説明に次のような件があります。

「橋のたもとで一列になり、それぞれ背中に片手をそえているのは座頭のグループで、これから江の島弁財天へお参りするのだろう。元禄のころ、杉山検校が弁財天に念じて霊験を受け、鍼の秘術を感得したとつたわり、以来、座頭、盲人の聖地になった」とありました。

今の視覚障害者にとってどんな存在になっているのだろうか。


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