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ヘコんだりしたときに [寛容な社会]

 

 

賢い人は余計なことはしゃべらない。鈍感な私は後で後悔することが多い。それを注意してくれない人もいます。そんなときにどう考えるか、樹木希林さんは次のように述べています。

 

 

「しっかり傷ついたりヘコんだりすれば、自分の足しや幅になる

 生きるというのは、いろんなところをくぐり抜けて、どう墓穴に入るかという道。 どうやったって結果はついてくるから、そのときどきで納得するやり方をするしかないですよ。その途上で結婚でも別れでも仕事でも、しっかり傷ついたりヘコんだりすれば、自分の足しや幅になる。私は出会った人を傷つけて、昔だったら消しゴムかホワイトで消したい人生だったのに、この年齢になると、深く傷つけた人たちがとっても、懐かしいのよね・・・口をぬぐって、 ない ことにしなくてよかった。

ただ、人として生まれたからには善も悪も欲も全部ひっくるめて、ちょっと削ぎ落としたところで着地したいというのはあるのね。最後は樹木希林という 皮 も脱ぐ。」(『一切なりゆき』)

 

樹木希林さんのように「懐かしい」という心境にはなれません。内田さんも希林さんを追いかけていきました。合掌。

 

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