９０歳を生きる

 

 

「長生きは良いことか 」（第一生命経済研究所主席研究員 小谷 みどり）で長寿社会を国民がどう感じているかを知りました。それで「簡易生命表」をみると「90 歳まで生存する者の割合は男25.8％、女50.2％となっている」（厚生労働省「平成29 年簡易生命表の概況」）という。正直長生き過ぎるのではないかと思いましたが、健康ではいたいと思いが長生きになっているのだろうか。

小谷氏が取り上げている「長生き」に対する評価は「2017年 社会保障･人口問題基本調査

・生活と支え合いに関する調査 国立社会保障･人口問題研究所」では次のようになっています。

 

「１．長寿社会における「長生き」の評価

 長寿社会である日本において、長寿はどのように受け止められているであろうか。図表

Ⅷ-1は性別に「長生きすることは良いことだと思いますか」という設問への回答を見たも

のである。「とてもそう思う」と回答した者は、全体：24.3%、男性：27.3%、女性：21.7%

である。「ややそう思う」と合わせると、6割以上が長生きすることを肯定的に捉えている。 」

良いこととは思わない・あまりそう思わない層が３割います。（図参照）

９０歳まで生きると言うことはがんや認知症は当たり前になってきます。