介護費用 [介護]
2018年12月6日西日本新聞の投稿欄からです。「和を以て貴し美徳はどこに 69歳」
として「大企業の検査データ改ざんや偽装、「安倍1強」の政治、ヘイトスピーチなどを見聞するたびに、社会が壊れ、劣化が進む現実を憂ええます。グローバル化による競争は世界中で格差を広げ「自国第一主義」で世界は個人主義が台頭、社会が分断されつつあります。 企業は効率化という錦の御旗の下、非正規や外国人 労働者を低賃金や過酷な労 働に追いやる。人間の尊厳を奪う。人間同士の直接の触れ合いがないネット社会では異なる意見は排除され、無駄や即効性のないものは切り捨てられる。(以下略)」と指摘されています。
『非正規・単身・アラフォー女性』では、親の介護費用についてふれています。
「まずはお金の話
546万1000円。
これは高齢者一人の介護に必要な金額の目安だそうである。介護期間は平均して4年11ヶ月。一人の高齢者を看取るまでに、これだけのお金がかかるそうだ。(『介護破産 働きながら介護を続ける方法』結城康博・村田くみ著KADOKAWA)。 しかも、この額に生活費は含まれていない。 ちなみに、介護離職者は年間10万人と言われているが、その8割が女性(総務省「就業構造基本調査」2012年)。介護費用がかかる上に、収入は途絶える。貯金を切り崩し、いつ終わるとも知れない介護生活に疲れ果て、親亡き後に仕事を探すものの見つからず、既に親の貯金も自らの貯金も使い果たしている。ある意味、親の介護から連想する最悪の事態ではないだろうか。」
お金の不安は厳しいですね。
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