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地震が引き金に [政治]

 

 

地震が政治権力の崩壊の引き金になったという。

 

「豊臣政権崩壊の引き金に 地震は大地だけでなく政治も動かす。教科書にはない真実を書いておく。豊臣政権の 崩壊は、実は伏見地震が引き金になっている。地震のせいだけではないが、地震後のかじ取りのまずさで豊臣家は滅亡した。地震時、豊臣政権下の大名たちは朝鮮出兵で疲れ、困窮して、不満をつのらせていた。

このままでは甥の関白秀次に政治の求心力が移る。秀吉と石田三成はそれを警戒した。先手を打って、秀次とその妻子側近をまるごと処刑。それで家族を殺された大名が続出。多くの大名たちが朝鮮出兵の不満とあいまって、秀吉・三成に怨みの目を向けた。

そこへ伏見地震がきた。秀吉は地震で崩れた自分の居城=伏見城をもっと 豪華に再建せよ、同時に、朝鮮に再度攻め込めと命じた。(略)

豊臣から徳川へ人心が移りはじめたきっかけは地震であった。地震後、せっかく明との講和がまとまりかけたのに朝鮮に再出兵するといいだした秀吉に人々はあきれた。この時期の徳川家の動向を記した「天元実記」はこう書く。「京・伏見では、実に浅野長政(秀吉の義兄)がいったように、太閤(秀吉)は狐か狸でも取り憑いたと見える、と貴賎ともに、ささやき嘲った」」(『天災から日本史を読みなおす』)

 

読み方によっては朝鮮出兵が引き金だったのかもしれないが・・・。想起したのは韓国の前大統領の失脚は船の沈没が引き金だったように記憶します。いくつかの要因が絡まないと動かないのかもしれません。

 

 

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