点字資料が間に合わない [障がい者問題]
障害者団体の会合をしている時に点字資料が間に合わないことが多い。ひとつは、資料を点訳するのに時間がかかるので間に合わない。ふたつめは、会議資料が当日より4日程度(私の場合)前にはできていないと間に合わない。三つ目は、会議資料のどの範囲まで点訳したらよいのかの判断。膨大なものになる負担と視覚障害者の理解をそこなう分かれ目の判断が難しい。
「見えない人=点字」という誤解
「見えない人の特別でなさ」について、ひとつ例をあげましょう。彼らの触覚についてです。 「見えない人は点字を触れるんだから、何でも触れば分かるんだろう、すごいな」。私 も見えない人と関わるまでは、そんなふうに思っていました。見えない人といえば点字、点字といえば触覚。見える人はついついそんな方程式をイメージしがちです。(略)
見えない人の中で点字が読める人はわずか一割程度しかいないのです。この低識字率の理由のひとつには点字を習得することの難しさがあげられます。英語を小さいうちに学んでおくとLとRの発音が上手にできるようになるなんて言い ますが、同じように、点字も小学校高学年くらいまでに習わないと、なかなか速く読めるレベルに達することができないと言われています」(「目の見えない人は世界をどう見ているのか」)
誰もが読める訳ではないという。さらに「読めたとしても自分で点字を打つとなるとさらに大変だという。」という。
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