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社会的なつながりから見ると [寛容な社会]

 

 

交通遺児に限らず、貧困の広がりの中で望む教育を受けられない人たちが少なくない。国は道徳を叫ぶが、その前に教育の機会均等に力を注ぐべきではないか。

 

「進学望む子に 奨学金充実を  66

最近は貧富の差が子どもたちの進学にも影響するという。今の子どもたちにそんな思いをしてほしくはない。故あって高校も大学も働きながら夜学に通った。個人的には無理して進学しなくとも、渡米するとか、職人になるとか、他に道があったのではないかと後悔している。それほどまでに8 年間は長かった。卒業した時は、ホツとため息が出たのが印象的だった。就職 にも影響があったのは否め ない。卒業間近にオイルシ ョックもあったが、職も転々とした。今は専門学校を含めて入学金や授業料など学費が高すぎるようにも思う。ひとり親の子どももいるだろう。塾にも行けない子どもたちもいるだろう。そんな 世帯の子どもには入学金や 授業料の免除、奨学金充実 などを国に求められないだろうか。」(2018820日西日本新聞)

 

奨学金の問題など貧困との関りの中で浮かんでくる問題が「8050問題があります。指摘されているようなことだけでなく「引きこもり」の人たちの中にも社会的なつながりが希薄な層がいます。これは貧困問題だけでなく、社会的な繋がりの希薄さとして理解すべき新たな社会的な課題ではないか。

 

「周りにも多い8050問題  85

本紙社説で8050問題」を初めて知った。私の周りには、この問題に該当する友人がかなりいる。彼女たちが亡くなったら、生活を支えている年金がなくなるので、残された息子た ちはどうなるのだろうかと,いつも案じていた。

A君の場合、一流大学の 大学院を出て一流企業に入社したが、会社をクビになり、母親の遺族年金に頼っている。B君は大学を出て 信託銀行に就職したが、会社の金を使い込みクビ。今では母親(私の友人)の 年金が頼り。C君は仕事を 転々と変えるので常に新米扱い。「面白くない」と言って仕事を辞め、彼も母親の年金にぶら下がっている。

同じような事例が私の周りには多いが、彼らはみんな正常な能力を持った青年たちだった。同じような事例があまりにも多いので、原因は何だろうかと考えた。私たちの世代は戦中戦

後で苦労してきたので、せめて子どもたちには苦労させたくないという親心もあだになっているのか。」(同前)

 

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