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憧れの希林さん [寛容な社会]

 

 

ハンセン病写真で見た私宅監置小屋と最近写真で見た精神障害者の私宅監置小屋が酷似していたことに驚きました。それを見て何かをしたことがありませんが、希林さんみたいに「言うべきことを言う」こともできないでいます。それだけに希林さんにもっと言ってもらいたかったという思いが勝手ですが残っています。

 

「(声)希林さん、強い意志と身軽さ 65歳 2018920日朝日新聞

 昨年6月、ハンセン病フォーラムが大阪であり、以前から関心を持っていた私は当日、会場に駆けつけた。その時の特別ゲストが樹木希林さんであった。

 映画「あん」で希林さんは元患者の役を演じた。演技ではなく、その方そのものだと感じた。静かな語り、時折見せる笑顔……。すべてが心に残った。

 フォーラム当日、壇上の希林さんは、はっきりと言うべきことは言う、言いたいことは言う意志の強い方であった。それでいてユーモアをお持ちで、これが多くの人を引きつけるのだなあ、と拝見。おちゃめな少女のようでもあった。

 終了後、販売の書物を見たりハンセン病の方の思いが展示されているのを読ませていただいたりした後、エレベーター前に立っていたら、偶然ご本人がやって来られた。とっさに「『あん』の映画、心打たれました。ありがとうございました」とお伝えすると、気さくに握手してくださった。華奢(きゃしゃ)なお手だった。

 希林さんは付き人もなくお一人だった。キャリーバッグをご自分で引き、身軽であった。もう痛みのない世界に行かれた希林さんとの一期一会。安らかにとお祈り申し上げたい。」

 

いろんな場面にとけ込んでいく力も凄かった。

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