「老人のエリート」 [高齢者]
「みんなの広場 兄は「老人のエリート」だった=78歳 毎日新聞2018年7月18日
友達から借りた本の中に「老人のエリート」という話があった。老人ホームに見舞いに行った作者が「ここではどのような人をエリートといいますか」と、園長さんに聞いたそうだ。その答えは、教養のある人でも金持ちでもなく、決まって面会に訪れる人がいるお年寄りが一番のエリートだ、とのことだった。それを読んだ時、私は昨年亡くなった兄はエリート中のエリートだと思った。
兄の長い入院生活の中、義姉やめい夫婦は、商売をやっていて忙しいのに週に1回は病院へ面会に行っていたし、私や兄弟夫婦も月に1回は見舞っていた。病院や施設に入ってしまうと、面会に来る人は激減するそうだが、兄を見舞う人は後を絶たなかったのだ。 (以下略)」
凄い人ですね。
私の父は昔の「老人病院」でした。父は一人っ子で我儘な人でしたので「エリート」には
なれませんでした。反面教師として育った私ですが、父の後を追っかけているようです。
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