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看取りの課題は [高齢者]

 

 

在宅死ができる環境がないことが示唆されています。

 

「(声)自宅で母看取り必要な支援知る 64歳看護師 201822日朝日新聞

 昨年12月末、91歳の母を自宅で看取(みと)りました。1年前に脳梗塞(こうそく)を患い、右半身に軽度マヒと言語障害が残り、老人保健施設に入所して10カ月過ごした後のことです。

 11月ごろ、ほとんど食事ができなくなり、12月初めに入院した病院で、延命治療の一

つ「高カロリー輸液」のために胸に医療器具を埋め込む手術を提示されました。感染症の

リスクや、管を外さないよう両手を拘束する場合もあります。母の体にこれ以上の苦痛は

耐えがたく、退院を選びました。

 ミキサー食を数口と、少しの水分で半月ほど。徐々に昏睡(こんすい)状態に陥り、弟と

私の手を握りしめて静かに息を引き取りました。在宅では、家族が肉親の最期の姿を受け入れなければなりません。血圧も意識レベルも下がっていく母。私に看護師の知識と経験と技術がなければ、最期まで看取ることは難しかったでしょう。

 病院だけでなく、介護施設や自宅でも最終段階で望んだ医療を受けられるよう、厚生労

働省は指針を改定するそうです。ただ、在宅医療を担う医師も訪問看護師も足りません。

医療や介護の制度も一般の人には難しい。解決すべき問題は山積みだと思います。」

 

在宅医療を担う医師が足りないというし、訪問看護師も。近所に訪問看護師の車をよく見かけます。できれば在宅で看取ってもらいたいが、家族の負担を考えるとなんとも・・・。

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