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「どう生きるか」が問われていると [支え合う社会]

 

 

社会の底流を知ることができたエピソードです。

 

「漫画 君たちはどう生きるか」(著者 吉野 源三郎 (原作),羽賀 翔一 (漫画))が読まれているという。次の投稿もそのことだと思います。私も読んだ記憶がありますが、内容までは記憶していません。

 

「(ひととき)改めて「どう生きるか」201819日朝日新聞

 吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」が、再び読まれているという。

 テレビでその本の名を聞いたとき、思わず「私、持ってるー!」と叫んでしまった。

 中学2年の春がよみがえる。町の小さな本屋で見つけた時、タイトルが大人への扉を少し開けてくれるような気がして、本を抱えてスキップしながら帰った。その後、五十余年の長い年月がたち、さまざまな生活の変化があったが、その一冊はなぜか私の書棚の一角にいつもあった。

 久しぶりに手に取ると、ページの周囲は茶色にくすんでいて、昔の表現もいっぱい出てくる。しかし、暴力のこと、戦争のこと、「本当に立派になることとは何か」などなど、色あせないことばかりだ。

 「君たちはどう生きるか」。この本は、あれから半世紀生きた私に、「それで、君はどう生きたのか?」と問いかける。喜びも、怒りも、悲しみも、楽しみもしっかりつまった年月は、決して「あっという間」ではなかった

 これから私は「老い」という未知の世界に向かう。改めて「さて、君たちはどう生きるのか」と問われている気がしている。(主婦 67歳)」

 

67歳の投稿者は「あっという間」ではなかったと言う。自閉症の東田直樹しは「人の一生が、どれだけ短いか、死を前にした人なら誰でもわかるだろう。人生は短く,後悔の連続である。今君の持っている悩みも、いずれ過去になり消え去るだろう」(『自閉症のうた』)

扱っているテーマが異なるので長短比較が適切でもないかもしれません。両方に言えるし、言えないのかもしれません。

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