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楽しい人生を願う [障がい者問題]

 

 

先日、少し暖かったのでダウンでは暑くなりそうだしと薄手のコートにした。そしたらポケットから名刺入れが出てきました。それには交通系のICカードも入れているのでさがしていたのですが、どこかで落としたものと思っていました。最近失せ物が増えましたが、出てくると嬉しいものですね。

 

次は単純な絵のすばらしいですかね。

 

「次男の絵 福岡県嘉麻市・58歳 毎日新聞201816日 西部朝刊

 次男の翼が通う障がい者施設でお祭りがあった。その帰り道、Y君のお母さんから声を掛けられた。「特別支援学校を卒業し、施設に通い始めて不安だった時に息子が翼君の描いた絵をもらってきてうれしかった。にこっと笑った顔を描いてあり、今も大事に持っているんですよ」と言ってくださった。

 2、3歳児が描くような単純な顔の絵だが、次男の描いた絵をこんなふうに思ってくれる人がいるなんて、私の方こそうれしさがしみじみこみ上げて幸福な気分になった。

 保育園、小中学生の頃は人懐っこくて誰にでも話し掛けたり、同じことを何度言ったりしても許されていた次男。だが、成長するにつれて周りから「変な人」と思われたり、「うるさい」と言われたりして、だんだん人とのコミュニケーションを取るのが難しくなってしまった。

 だから、こうして自分が描いた絵を渡すと「ありがとう」とお礼を言ってもらったり、「上手ね」と褒められたりするので次男の唯一のコミュニケーションの手段になっているようだ。

 本当は人が大好きで関わりたいけれど、うまく関わっていけない次男を見ていると、子供が人見知りするように人付き合いの苦手な私と重なり、何だか切なくなる。

 障がいがあっても人は人生を楽しむために生まれてきたのだから、次男にも楽しい人生を送ってほしい。友達ができたらいいね、好きな楽しみを見つけてストレスを解消できたらいいね、と願う日々が続いている。 」

 

かつて作業所に通っていた自閉症の方が墨で書いた書がありました。台所にかけては1日1回は見ていました。上手なのかどうかは分かりませんでしたが、気持ちが落ち着くのです。そんなことを思い出してなつかしい思いになりました。

 

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