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100年前の「陸王」 [テレビ]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「シクラメンに 姉の魂が宿る 65

生花店の店先には、色とりどりのシクラメンが並んでいる。シクラメンを見ると、若くして亡くなった姉 を思い出す。 姉は中学生の時から英語 が大好きだった。私たち兄弟を進学させるため、中学卒業後、昼間は工場で働き、夜は高校に通いながら必死に英語の勉強を続け、卒業後は夕方から板付米軍基地(現在の福岡空港)で夜遅くまで働く、美しく聡明な自慢の姉だった。姉は21歳の夏、体を壊し、病院で検査を受けた。がんの末期と診断された。闘病中も英語の勉強を続ける姉の病室の窓辺には、小さなつぼみの鉢植えのシクラメンがあった。次から次へと花を咲かせるシクラメンのように、一日でも長く生き続けてほしいと願う父母の願いもむなしく姉は22歳の誕生日を迎えた後、春を待たず天国へと召された。 姉の魂はシクラメンに宿りわが家の居間へと帰ってきた。そして、下向きの 小さな紅色の花をいくつも 咲かせてくれた。」(20171230日西日本新聞)

 

年末の「陸王」最終回を観ました。最初の頃は見ていたのですが途中切れていました。足袋会社という伝統商品の企業がマラソンシューズを開発する物語でした。それが実在する話に似通っているという。大手企業と地場産業の開発競争に痛快な気分を味合わせてくれました。

 

「マラソンの父原点の足袋

100年前の「陸王」

金栗さん、日本初のシューズ開発に協力

今冬、高視聴率で話題となった池井戸潤氏原作のテ レビドラマ「陸王」。ランニングシューズの開発に挑む老舗足袋店の企業再生ストーリーが共感を呼んだが、ドラマ内で開発された足袋型のマラソンシューズ「陸王」を連想させるマラソン足袋が100年以上前 に実在した。東京の足袋店「ハリマヤ」の故黒坂辛作氏が1912年ストックホルム五輪に日本で初めて出場したマラソンランナーの故金栗四三氏(熊本県和水町出身)のために作ったもの。九州一周駅伝や箱根駅伝創設にも尽力し「マラソンの父」と呼ばれた金栗氏とマラソン足袋の関係を追った。(以下略)」(同前)

 

 

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