がんばることを求めないで [職場]
「ニュース川柳
・沖縄は空から窓が降ってくる
・こうのとり出自のルーツ知る権利
・身は切らずがまぐち開けて入れる税
・ミサイルを買えと聞いたらハイ予算」(2017年12月21日西日本新聞)
新聞のコラムからです。
「気流
流通・外食産業で 営業面の見直しが進んできた。ロイヤルホールデイングスはファミリーレストラン のロイヤルホストに店休日を設ける。来年の元日、一部の店を除き休業する。傘下の天井チェーンやステーキ・ハンバーグチェーンも同様。全社的に店休日を設けるのは創業以来初めてという▼ロイホの24時間営業店全廃に続く「働き方改革」。人材の確保が難しくなっていることもあり、労働環境の改善を図る。コンビニも曲がり角。ファミリーマートは実験店で24時間営業をやめ、売り上げなどへの影響を検証申。ローソンは無人レジ導入で省力化し、24時間営業の維持を目指す▼大型店の元自営業も見直してはどうか。九州でも、一部百貨店や専門店ビルが元日から営業するが、歳未大売り出しが終わってすぐ初売りでは盛り上がらない。働く人も大変だし。」
ようやく休むことの流れができつつあると思います。ここまで頑張っても生産性は低いそうだ。
「日本の労働生産性 主要7か国で最下位12月21日 NHK
政府が経済の再生に向けて生産性の向上を推進する中、日本は労働者がどれだけ効率的に働いたかを示す「労働生産性」がG7=主要7か国で最下位になったという調査結果がまとまりました。
労働生産性は1人の従業員が1時間にどのくらいのモノやサービスを生み出したかを示す指標です。
公益財団法人の日本生産性本部がOECD=経済協力開発機構に加盟する35か国の去年の労働生産性を分析した結果、日本は20位で、G7=主要7か国では最下位でした。(以下略)」(同前)
ドイツは世界では8位だそうですが、休みをきちんととるそうです。そのためには担当者がいないと分からないということがないようにしているという。頑張れという精神論だけではなく、働く側の意識改革も求められているのではないか。過労死が世界の「カロウシ」として共通言語になる社会ではいけないと思う。命より大事なものはない。過労死に追い込む社会であってはならない。
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