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豊かさはどこに行った [貧困]

 

 

月曜日の夜、日本に関心をもつ外国人を招待する番組を観ました。今回は、ブラジルに6歳で移民した人の初の帰国をとりあげていました。子どもは4人で、ブラジルと日本に2人ずつ住んでいます。日本に住む子どもたちの対面や母親の写真を求めて福島に行きます。それぞれが異国で生活しながら家族を思いやる姿に感動しました。父が子どもに十分なことをしてやれなかったと詫びるのですが、子どもたちは親に感謝しています。ついつい引き込まれていきました。父のペットがワニというのには驚きましたが。

 

景気が良いとマスコミは伝えます。私などにはどこが良いのか感じられません。格差の拡大と利益を上げているのは誰かなどが問われているのでしょうか。

 

「下流老人の姿豊かさを問う  69

10月の夕刊紅皿「弟のこと」を読み、じーんと胸にこたえた。連絡が途絶えていた弟さんは退職後、原発での溶接や遠方での配管工事など職を転々とした揚げ句、がんでアパートで孤独死。藤田孝典著「下流老人」とぴったり重なった。65歳以上の貧困率22%、男性38%、女性は52%と単身高齢者の貧困が極めて多いと書かれていた。都会だけでなく、田舎での孤独死も増加している。

「下流老人」に共通する「ないもの」。収入、貯蓄、そして三つ目は頼りになる人である。収入がないことがつながりを絶つ現実。ある調査では、社会的孤立は実に米国の5倍に達するという。 「自分が選んだ道だから」と遺産相続を拒否した弟さんのことを思うとふびんでならない。原発の下請けで働く人は危険を承知で生活のため、過酷な仕事に就く。いつから日本はこんなに貧しい社会になったのだろろうか。政治の貧困を思い真の豊かさとは何かを考えさせられる。」(20171120日西日本新聞)

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