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組織無視したクーデターのようだ [組織]

 

 

党とは何か。民進党の吸収合併を両院議員総会で決めるという。規則ではそうなっていたとしても党の解消に近いことが党員・サポーターの意見を反映しないで決まるとは信じられない。代表の行動はクーデターみたいだ。

 

「(声)党員・サポーター、忘れてないか 722017108日朝日新聞

 民進党の前原誠司代表は突然、希望の党との合流を決め、両院議員総会で発表した。その際、明確に反対を唱える声はなかったとするが、希望の党の小池百合子代表の意向がわかると、リベラル派の人たちが反対を表明し、立憲民主党を立ち上げた。

 私は民進党サポーターだ。党員やサポーターは、議員に代わって支持者回りをし、選挙となればポスター貼りや票読みなどの裏方作業を担ってきた。その存在を前原氏は忘れているのではないか。希望の党への安易な合流を見ていると、置き去りにされた感が否めない。

 今回の件を受け、地元も混乱している。応援してきた複数の議員は希望の党から立候補するという。支援を頼まれたが、希望の党の政策は正直よくわからない。支持者からも「一体どうなっているんだ」とお叱りを受ける。今後、地方組織はどうなるのだろうか。

 選挙では、小選挙区は付き合いの長い民進党出身の議員を応援するが、比例は立憲民主党を支持すると決めた。理念や政策はやはり譲れない。」

 

カンボジアのフンセン首相は長期政権ですが、報道によれば反対党の粛清を始めたという。いくら功労者であっても権力が長くなると腐敗する証拠だ。日本でも似たような動きだ。

 

「(声)民進出身者、なぜ安保法認めた?57歳 2017107日朝日新聞

 政権交代を掲げて発足した新党「希望の党」の第1次公認候補は、192人中110人が民進党出身者だという。彼らにどうしても聞きたいことがある。なぜ反対していた安全保障法制を認めたのかだ。

 あの頃は不要だと思っていたが、今となっては必要だと思い直したのか。あるいは、公認を得るためには信条を曲げても仕方ないと思ったのか。

 後者であれば、国の針路を決める国会議員としての資質に欠けていると言わざるを得ない。

 前者について言えば、話し合いができない国から、ミサイルが一方的に日本の頭上を飛ぶような現実がある。国会議員にとって、不戦を誓う日本国憲法の理念と国民の命を守る責任の間でどこを着地点とすべきなのかは、どうしても正面から向き合わねばならない問題だろう。

 しかしそうした論議を党内できちんとせず、民進党としては安保法に反対する姿勢を掲げながら、自分が転出するにあたってはほおかむりする、というのであれば、公党の発言に対する有権者の信頼は一気に失墜するだろう。安保法についての姿勢変更の理由を、しっかり説明する責任がある。」


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