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通所介護の受け入れは [介護保険]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「就職活動奮闘孫3人前途は  77

昨年、いとこ同士の孫娘2人が福岡と東京で就職した。福岡の孫は就活で苦労した。1次、2次試験まではいくのだが最終で落ちて何度泣いたことか。やっと保険会社に落ち着いた。が、厳しい試練に同期も半分以上減り、先輩の 「いじめ」にも落ち込んだ。でも何とか、この1年をクリア。今春「やっとチーフリーダーになれたよ」と報告に来た。

東京の孫は趣味を生かしたいと音楽配信の企業に就いた。毎日の残業に悲鳴を上げている。「みなし残業」 の手当が月23万円だけ。 頑張るほど仕事が増え、会社の体質は容易に変わらない。「もう限界。でも辞めれば自分の顧客に迷惑が・・・」と思い悩む。 電通女子社員の過労自殺には本当に胸が痛んだ。「死ぬ前に早く辞めなさい」とおばあは叫んでいる。

今年は東京の妹の番。早くに就職が決まった。入社は7月からと、姉の苦労をよそに遊び歩いている。孫三者三様の社会人ー。果たして、その前途は ・・・」(201761日西日本新聞)

 

QOD=Quality of Death(Dying)は「死の質」というそうですが、なじみはないですね。しかし、多死社会は間近です。終末期をタブー視せずに論議していくことが求められていると思います。デイサービスで重度の人を受け入れる報酬や体制の整備が簡単には進まないようですが・・・。

 

[QOD 生と死を問う]終末期を支える(上)重度でも通所介護

2017828日読売新聞

 

外出の楽しみ 家族の負担減

 超高齢社会を迎え、住み慣れた自宅で最期まで過ごせる環境作りがますます重要になっている。終末期が近づき、医療的なケアが必要でも、高齢者や家族の孤立を防ぎ、家族の負担を軽くするために、デイサービス(通所介護)で状態が重い高齢者を受け入れるなど変化が求められているようだ。(略)

 厚生労働省のまとめによると、全国に約4万3000か所あるデイサービスの利用者は、軽度者(要介護度2以下)だけで7割以上を占め、要介護3以上は24%にすぎない。デイサービスの担当者は「軽度者しか受け入れていない施設が相当数ある」と指摘する。

 国は、2015年度から、状態の重い高齢者を一定数受け入れる施設などの報酬を増やしたが、受け入れは進んでいない。主な理由は、〈1〉状態の重い人を受け入れると事故などのリスクが高まる〈2〉介護施設の看護師が医療的ケアをしても、介護報酬が簡単に増えるわけではない――ことなどだ。(略)

「自宅で最期希望」過半数だが

 自宅での介護が重視されているのは、多くの人が自宅での看取りを望んでいることや、「多死時代」を迎えることなどが背景にある。

 内閣府が2012年、55歳以上の約2000人を対象に行った調査では、「自宅で最期を迎えたい」と回答した人は54.6%だったが、実際には、厚労省の調査で75%の人が病院で死亡していた。

 また、亡くなる人は現在の年間約130万人から、40年頃には年間約170万人に急増すると予測され、国は病院以外の自宅や施設などでの看取りを進める。

 現場のケアマネジャーらからは「状態が重くなった時に、自宅を訪問してくれる医師や看護師は見つかりやすくなってきた。しかし、自宅にいても一歩も外に出られず、地域の人と交流もない状態では自宅にいる意味がない」という声が強い。終末期の本人や家族をいかに支えるかが大きな課題だ。

 ◎QOD=Quality of Death(Dying) 「死の質」の意味。

 (大広悠子)」

 

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