北御門さんは読んだ [読書]
新聞の投稿欄からです。
「傘寿の同窓会 時忘れ5時間 80歳
傘寿となりました。80年、 雨露しのぎ、古くなったが、 骨丈夫と天寿への道を歩んでいます。 今春、小学校の同窓会を半世紀ぶりに開催しました。良き季節に、21人が出席しました。皆さん、久々の 同窓会とあって、とても80歳の老人とは思えない喜びよう。足取りも軽く、さっそうとしておられました。
この年でも、楽しい人生が芽生えます。新たな出発点を発見しました。80歳の大きな節目。本当の「幸輝好齢者」目指し、元気でまた来年も今年以上の同窓会をと誓い合いました。
歌に踊りに話に酔い、精いっぱい盛り上がりました。時聞を忘れました。何と宴会は延々と5時間も続きました。疲れも知らず、年も忘れて、楽しみを分かち合った同窓会でした。」(
2017年6月7日西日本新聞)
若い頃、ロシア文学を読みました。トルストイ・ドストエフスキー・エセーニンなど。ほとんど理解はできていなかったと思いますが・・・。
「風車 ロシア文学と九州
九州ゆかりのロシア文学者といえば、鹿児島県奄美大島の昇曙夢(のぼりしょむ)、熊本県の北御門(きたみかど)二郎が知られている。昇は明治期からの翻訳・研究者として先駆的な業績を残し、北御門は故郷の球磨郡で農耕生活のかたわらトルストイの翻訳を続けた。絶対非暴力の反戦平和主義を貫いた。 ほかにも、宮原晃一郎(鹿児島市)、 中島清(佐賀市)、井上満(福岡県久留米市)、遠藤喜久郎(同県朝倉市)、稲田定雄(北九州市)など、ロシア文学を翻訳した九州出身者は意外と多い。もっとも宮原、中島はドイツ語から、遠藤はフランス語からの重訳ではあった。彼らは、1905年から17年に至るロシア革命と,その思想に触発される。日本文化ヘも「サーニズム」や「シェストフ体験」として痕跡を残す。 蓜島亘『ロシア文学翻訳者列伝』 (東洋書店、2012)の翻訳年表では、60年までの彼らの仕事が総覧 できる。また、二葉亭四迷をはじめ として、日本近代文学に与えた影響 が一目瞭然となっている。(以下略)」(同前)
北御門さんも読みましたが・・・。
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