「米軍ハウス」の保存は [散歩]
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福岡県春日市や大野城市の住宅街に、古い「米軍ハウス」が点在する。洋風の小さな木造平屋で、窓は出窓。戦後、この地域にあった米軍基地周辺の住民が、ハウスを建てて米軍関係者に貸し出した。500棟ほど建てられたという。1972年の基地返還後は日本人が入居したが、マンションなどへの建て替えが進み、当時の姿をとどめているのは20棟ほどしかない。
以前、南北約3キロの地域を何回も歩いて往復し、ひっそり立つ米軍ハウスを一軒一軒確かめた。近所の人からは「米国流の豊かな暮らしに驚いた」「米兵が酔って暴れた」などの思い出話も聞いた。つい最近、幾つかのハウスを再び訪れ、取り壊されていないことに安心した。
春日、大野城の両市教委によると、今のところ保存の動きはないという。しかし、かつて米軍の基地があったことを示す歴史の“証人”だ。来年は戦後70年。何とか残せないものか。 (根井輝雄)=2014/05/26付 西日本新聞朝刊=」
今から50年ほど前、同級生のお姉さんがアメリカ人と結婚していて一晩泊まらせてもらったことがあります。寒い日でしたが、建物全体の暖房でびっくりしました。西鉄白木原から西側に行った春日公園団地辺りになると思いますが、そこらへんにゲートがあったように記憶しています。基地返還後、国有地となり、団地、九大、自衛隊などが今あります。
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