優秀な人材がいる宅老所 [社会福祉]
昨晩寝苦しいのでいつもよりは軽いもので寝ましたら「くしゃみ」が出ています。軟弱になりました。福岡は真夏日になるかもしれないと伝えています。朝、畑の水やりを終えました。
さて、昨晩のテレビで愛媛県警の仙波さんの裏金問題の告発を見ました。県警の職員や家族はどう見たのでしょうか。組織には「必要悪」とされるものが皆無だとは思えません。それを取り上げるには強固な意志が求められます。それでも、報復人事みたいなことが幼稚に思えます。
そんなことを思いながら西日本新聞に連載された鹿児島の宅老所「いろ葉」の記事に感銘を受けました。代表者の中迎さんの視点には教えられます。実践から学んだ知恵が随所に見えます。福岡の宅老所でもすばらしいというか、困難だがあきらめない実践がNHKで何度も放送されました。ここに困っているお年寄りと家族がいる それをどうするか 「目をそらさず受け入れる」というのが連載最後のタイトルです。
そして、連載の最後にはお年寄りへのエールが
老いには、さまざまな「かたち」があります。突然、暗闇のつぼに落ちてしまったと思うような老い、花が枯れるような静かな老い、決して自分で選べない老いのかたち。どんな老いも恐れないでください。周りには私たちがいます。いろんなサポートや制度があります。ぼけても、体が不自由になっても、どんなであっても、あなたはあなた。この世でたった一人のあなたです。いろんな人を振り回してください。老いを家族だけで抱えないでください。
一人一人を中心に、その周りを家族や私たち、医者や看護師、いろんな人が渦となり振り回される。それが、老いとの向き合い方であり、その人を支えるということなのだと思います。その渦の中で、私たち自身も自分を実感し、人となっていくのです。
こうした職員の生活が保障されることを要求していくことがが何よりも私たちには求められているのかもしれません。
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