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未来を語る人 [生活]

吾亦紅を検索したら すぎもとまさとさんの歌が出てきました。久しぶりに聞きました。肉親の情というのは胸を打ちますが、介護をしている人にとっては複雑だという投稿を読んだように思います。

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映画監督の河瀬直美氏が朝日新聞に 「なら国際映画祭「本物と本物の対話」の場に」として書いていました。

20 歳のころ映画づくりを生涯の仕事にしようと決意した。映画が「かけがえのないもの]をこの世に残す作業になると確信したからだ」と映画作りへのスタートを述べたあと、

映画祭について95 年に初めての国際映画祭に参加した。山形の小さな町に世界の映画人が集い、地元の酒蔵で杯を酌み交わし、映画談議に花が咲く。わたしの心は満たされていった。祭典が終わって誰もいなくなった街角にたたずんで涙が出た。「新しい作品を作ってまたここに戻って来よう」と思った。また再会しよう。そして会えなかった間の出来事を語り合おう。自分の場所に生き、誰に評価されるでもなく、自分がここにいることに感謝する気持ちを悟ることができたのは、国際映画祭という存在による」との喜びを語ります。まぶしいほどの熱気がみなぎっています。

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さらに、分かり合うということについても述べられています。

プログラムの選定で日本で見られていない地域の映画、中東や南米、アフリカのものを出来るだけ取り上げたい。ほんの少しのニュースでしか見られなかったり語られなかっりする国の監督が来日し、ひざをつき合わせて彼らの生きている日常を聞く機会があれば、それは「本物本物の対話」となっていくだろう

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国際協調などありえないという人たちにも伝えたいメッセージのように思いました。未来を語る人の熱気に圧倒されました。未来を語らなくなったからかもしれません。


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