障がい者週間です

３日から９日までが障害者週間です。これは「障害者基本法」により定められています。かつては、９日の障がい者の日を記念して啓発活動が取り組まれてきました。ところが図のように理解は少しずつしか進んでいません。

それでも、毎年、寒い中ですが、街頭行動が行われています。きょうされんという全国組織は「がんばるデー」として署名活動しますし、福岡市では図のようなイベントが行われます。街角での街頭宣伝があっていたら声援ください。

　障がい者の社会参加のバロメーターは雇用数の増加だと思います。確実に増えてはいますが、景気に左右されてきた歴史でもあります。不況になれば解雇されるケースが多く、身分が嘱託扱いなどになっていたりします。

障害者白書より

　

ＮＨＫ教育ＴＶ：福祉ネットワーク　で
　　　　http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/index.html
　　　＜シリーズ　障害者自立支援法・改正への課題＞と題して３日連夜で放送されます。
　　　＞　障害者自立支援法が成立して３年。「施設から地域へ　福祉から就労へ」という
　　　　　理念を掲げ、障害者と健常者がともに生きる社会の実現をうたった法律は、一方で
　　　　　１割負担の導入による利用者負担の増大や事業所経営の悪化、サービス利用の抑制
　　　　　などさまざまな問題点が指摘されてきた。厚生労働省では、今年６月から審議会で
　　　　　法律の見直しに向けた議論をスタートし、次期通常国会に改正案を提出する予定で
　　　　　いる。福祉ネットワークでは１２月３日～９日の「障害者週間」に関連して、障害
　　　　　者自立支援法の現状を探り、見直しへの課題を探るシリーズを放送する。
　　　①第１回　子どもたちをどう支えるか？
　　　　　http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0812/81201.html
　　　　　２００８年１２月１日（月）午後８：００～８：２９
　　　　　　再放送：１２月８日（月）午後１：２０～１：４９
　　　　＞　第１回は、障害のある子どもをめぐる、地域での生活や施設入所における課題を
　　　　　考える。
　　　　…などと番宣で伝えています。
　　　②第２回　ヘルパーがいない
　　　　　http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0812/81202.html
　　　　　２００８年１２月２日（火）午後８：００～８：２９
　　　　　　再放送：１２月９日（火）午後１：２０～１：４９
　　　　＞　障害者自立支援法が成立して３年。さまざまな問題点が浮かび上がる中、法律の
　　　　　改正に向けた議論が大詰めを迎えている。障害者自立支援法の現状を探り、改正へ
　　　　　の課題を探るシリーズ、２回目は重い障害をもつ人の地域での暮らしを支えるホー
　　　　　ムヘルプサービスをとりあげる。事故で頸髄を損傷し、呼吸器が必要となったＫさ
　　　　　ん。退院にあたって地元の自治体に、自立支援法の「重度訪問介護」によるヘルパ
　　　　　ーの支給を求めたが、１日あたり６時間しか支給できないと言われた。やむを得ず
　　　　　Ｋさんは東京に引っ越して２４時間のホームヘルプサービスの支給決定をうけたが、
　　　　　今度は、休日の夜間のホームヘルパーを派遣してくれる事業所が見つからない。
　　　　　結局その時間は母親が介護にあたらざるを得ず、家族バラバラの生活が続いている。
　　　　　「地域でともに暮らす」という理念を掲げた自立支援法のもとで、なぜこうした事
　　　　　態が起きるのか。制度の問題点を探り、改正のポイントを考える
　　　　…などと番宣で伝えています。
　　　③第３回　徹底討論・現状と課題
　　　　　http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0812/81203.html
　　　　　２００８年１２月３日（水）午後８：００～８：２９
　　　　　　再放送：１２月10日（水）午後１：２０～１：４９
　　　　＞　障害者自立支援法が成立して３年。さまざまな問題点が浮かび上がる中、法律の
　　　　　改正に向けた議論が大詰めを迎えている。障害者自立支援法の現状を探り、改正へ
　　　　　の課題を探るシリーズ、３回目は立場の違う専門家お二人に、徹底的に討論してい
　　　　　ただく。
　　　　　　出演者：京極　高宣さん（国立社会保障・人口問題研究所所長）
　　　　　　　　　　藤井　克徳さん（日本障害者協議会常務理事）