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企業の品性・マスコミの立場性 [組織]

これだけ暑いと、早朝の散歩だけになります。30分は歩くようにしています。昨夏は20分がせいぜいでしたので 少しは体力がついてきているのかもしれません。

今朝の報道で、日本経団連の御手洗冨士夫会長の発言を紹介しています。法令違反など承知しながら、労使共に隠し続ける体質があります。

「偽装請負」の是正促す 経団連会長、対策検討へ
 日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)は13日、滞在先の大分市内で記者会見し、実態が労働者派遣であるにもかかわらず、請負契約を装う「偽装請負」について「キヤノンは法令違反に気付いて着々と見直している。各社もコンプライアンス(法令順守)は厳しく守らないといけない」と述べ、産業界に是正を促した。今後、経団連として対策に乗り出す考えだ。共同通信

たまたま『良心ある企業の見分け方』というのを読んでいました。著者はダイエーの中内功氏の秘書などをした方です。企業の品性を問うたものです。
「アメリカ国内では、100 ドルも150 ドルもする高価なナイキの「エア・ジョーダン」が、時給わずか6 セントのフイリピンやインドネシアやべトナムの子どもを働かせ、わずか原価3 ドルで作られているという事実に、不信と怒りの行動が始まりました。」ただ、もうかれば良いとする日本企業は労働者をどう安く使うかという安易な方法をとり、行政も、労働組合もそれを許してきましたし、国民も何も批判しません。「会社がつぶれれば元も子もない」という空想に負けているのです。パロマの問題でも、結局、社員の首切りをリストラという名前で容認しています。経営の責任が、労働者にまわってきても許されます。親子で会社を継いでいっていることにもっと注意が払われるべきです。親子だから悪いのでなく、そういう会社で情報がきちんと伝わっていくかということだと思います。

先ほど、テレビで鳥越俊太郎氏がジャーナリズムと戦争責任について語っていました。『テレビ政治』という朝日新聞の本に田原総一郎氏の昨年の総選挙の話を紹介しています。
「ワイドショーは小泉劇場の主役じゃない、主役は小泉さんであり、視聴者なんですよ。視聴者の求めに応じ、高い視聴率に向かってワイドショーは作られた。だからそういう意味では世論迎合です。ただ、筑紫哲也さんや僕の番組、つまり報道番組はそうはやっていません。だから僕は、報道番組とワイドショーを少し切り分けたい」。視聴者に、報道番組とか ワイドショーとかの区切りがあると思っているのにおかしさがあります。田原氏だけでなく、この本の著者である朝日新聞の星 浩氏は政治報道のなかで新聞の役割が低下したのはテレビと活字離れのためだと述べています。自らの報道の駄目さ加減があることにふれようとしません。わが身可愛さ、責任逃れのこうした姿勢では、戦争責任などは語れないでしょう。


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鉄見 治枝

新聞はいらないもうパソコンで見るから!と言って私が入院中勝手に
障害者年金を出して注文している新聞会社の人と喧嘩して辞めると
喧嘩したと言う主人!ですが新聞があるから情報その他色々なことが
解るのにバカらしいと思ったのでしょうかね?
(大学卒なのにあきれて何も言えませんでした)私が入院とかしたら
その期間は新聞はいれない約束と私はいつこの世からいなくなるか
解らないと言う約束でいつも一年契約で新聞は必要な物として読んで
います!(とても役になるものです)色々と毎日来るのが楽しみです!
(年寄りになったのかな~)まあ仕方ないですね。
by 鉄見 治枝 (2006-08-18 23:09) 

鉄見 治枝

ごめんなさい!間違えて二ヶ所書いた所あり寝ぼけかな?
発作かな?しかしまだ朝ズバーで靖国問題議論していたけど
もうあきたよ!現実問題も少し考えてほしいと考えますが?
by 鉄見 治枝 (2006-08-19 11:17) 

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