下り坂 [組織]
「コラム 一発屋に学ぶ「その後の人生」2020/11/29 日本新聞 オピニオン面 永田 健」
私の人生下り坂である。この年になれば体力、気力、記憶力はもちろん、収入とか組織内の立場とか、全ての面でピークを過ぎ、日々衰えを実感しながら生きている。まあ、たいていの中高年も同じ悲哀を感じておられるのではないか」
コラムではこの後、「一発屋芸人列伝」(新潮社)は、「お笑い芸人たちの『ピーク後』を追ったノンフィクションだ。著者の山田ルイ53世さん」の話へと変わっていきます。
多くのサラリーマンが50歳を迎えたら、その先が見えてくるでしょう。今はコロナ不況でその先が見えないし、予定した出向・再就職先がなくなってしまった人もあるかもしれません。出向したら元の部下の所から仕事を分けてもらえないと居心地が悪くなります。今は、晩婚化しているので50代でも子どもが中学生だという人も少なくないかもしれません。しかし、収入も頭打ちになっているかもしれませんね。内憂外患のど真ん中に立たされていてもおかしくない。これから、長い老後にとつながっています。運よく定年まで同じ職場で働いたとして60歳以降の再雇用に運よくつながっていく人もいるでしょう。先は誰にも分かりませんね。
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