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病んでこそ [読書]


老いも死も、初めてだから面白い (祥伝社新書)

老いも死も、初めてだから面白い (祥伝社新書)

  • 作者: 下重 暁子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2020/07/01
  • メディア: 新書




 



■住所



 新聞のコラムで「指宿」という地名を正しく読めるのは九州人ぐらいのものではないかと書かれていました。指宿に関わらず、テレビでネーミングバラエティ番組があるのを見ると土地が置かれた環境や拝領した土地などもあり、読みにくい土地名は少なくないように思う。姓にしても似たような背景があるように思う。日本一長い苗字は漢字で5文字だという。意外と少ないと思いましたが、当事者にしたらどうでしょうか。



 



■見える範囲が



「病んでこそ見えてくるものがあるのだ。私もかつて、疎開先の信貴山上の旅館の離れの



一間から外を見ていた。結核を病む少女にとっての全世界、そこで培われ、磨かれたものは大きい(一部引用)」(「老いも死も、初めてだから面白い」下重暁子著)



 



たしかにそうですが、先の本の帯には次のようにも書かれています。



「不運に溺れない。不運を面白がる。そして『今』を愉しむ」と。



 



私には「溺れる」傾向があり、それを見ていて自己嫌悪に陥ることも少なくなかった。見えてくるものが異なることは事実ですが、溺れないようにしたい。



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