爆死証明 [平和]
■4枚の爆死証明
「コラム 春秋 2020/8/15西日本新聞 」からです。
「『堪え難きを堪え、忍び難きを忍び』。75年前の今日、全国に流れた玉音放送。玉音とは玉のような音、転じて天皇の肉声を指す(略)
▼長崎の自由律俳人松尾あつゆきは玉音の瞬間をこう詠んだ。<降伏のみことのり、妻をやく火いまぞ熾(おこ)りつ>。伴侶を焼く炎を見つめる空虚な心に玉音はどう響いたか(一部引用)」
松尾氏は原爆で3人の子を失い、14日に妻も失うとコラムは続きます。
<なにもかもなくした手に四まいの爆死証明>と俳句を詠んでいます。
この事実をどう受け止めるのか。
■雑感
日除けがわりも兼ねてゴーヤを妻が育てていた。収穫時には2本の実がなった。今年は不作だという。原水爆禁止の大会が開かれている頃でした。今では40度にも迫る気温の夏がやってきた。高校野球の大会が甲子園で繰り広げられていましたが、応援団の制限などもあり寂しさは否めない。
コロナ禍で奪われたものの大きさが気になる。東京に住む家族はオンラインによる在宅勤務の長期化に疲れています。通勤での疲労がない代わりに、なんのためにここに住んでおく必要があるのかと問うているようです。コロナ禍はどんな社会になるのだろう。テレビは消費増税論議が始まっていると伝えています。
新聞の電話投稿欄に「災害時に避難の手伝い」をしてくれる人がいないというお年寄りの声が再び。新聞では社協(社会福祉協議会)に相談したらとありました。
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