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「とぜんなか」 [寛容な社会]

 



 



 



「帰郷



 涙を流すのもため息をつくのも



 似つかわしくはない



 「僕には故郷がない」と絶叫するなんて



 狂人沙汰である



 内心どきまぎしていても



 「これが僕の故郷だよ」と



 かるく明るい声で妻や子に言うほかはない



 (以下略)」(「定本 黒田三郎詩集」)



 



 ふるさとに対して「どきまぎ」するというのはどういうことだろう。私の場合、父の道楽で隣近所の噂の種になることや、私がてんかん発作で田植え直後のたんぼに倒れ込んだことなど、あまり思い出したくないことがあるからです。そして、貧困ゆえのトラブルなどもかぶさってきます。



 そして、時を経て、田舎の家を処分して福岡市郊外の姉の家に引っ越したときの母が発した「とぜんなか」という言葉です。決して楽しい思い出があるとは思えないのに・・・。隣人たちとの別れが切なかったのでしょうか。



 



話は変わりますが、社会福祉法人の社協を軸にした連携の方向が検討されているという。国の施策の下請けになるのでしょうか。


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