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無人駅は合理的配慮欠くと [障がい者問題]

 


 


 視覚障害者などの安全対応にも懸念があります。無人化の影響についてどの程度の検討がなされたのでしょうか。


 


「駅無人化でJR九州を提訴へ 障害者団体「合理的配慮を欠く差別」


 JR九州が大分市内で進めている駅の無人化は障害者への差別に当たるとして、障害のある人や支援者でつくる市民団体が19日、同社に慰謝料を求める訴訟を大分地裁に起こす方針を決めた。列車の乗降の介助は予約が必要になったため、「今までにない制約ができた。(社会的な障壁を取り除く)合理的配慮を欠いた対応だ」と主張。無人化の是非が司法の場で争われることになる。


 提訴を決めたのは「だれもが安心して暮らせる大分県をつくる会」。共同代表を務める徳田靖之弁護士によると、駅の無人化を巡って合理的配慮の不備を問う訴訟は全国で初めて。問題を広く知ってもらい、対象駅の拡大を阻止する狙いもある。(以下略)(1120日大分合同新聞)」


 


  障害者の運賃割引と構造は似ていると思います。身体障害者・知的障害者は運賃割引があります。ところが、精神障害者にはありません。説明としては国の補助がないとできないとの考えのようです。民営化を進めたのは国策であり、私鉄となった今は対応する必要はないという論理のようです。無人化も、採算が合わないのだから無人化も仕方がないということのようです。ところが、他の私鉄などは運賃割引に踏み切りました。企業努力で可能だということでしょうか。運賃割引と無人化は同列ではないと主張されるのかもしれません。国の施策の変更による「不利益」は国が補填すべきではないか。新たなバリアを産み出したとする「合理的配慮」の問題でもあります


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