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忘れない恩 [てんかん]

 



 



2019103日西日本新聞の投稿欄に「父の亡き後に支えられ感謝 77歳」として、「あのいまわしい戦争で父と叔父が戦死した。息子2 人を失った祖母は毎日のように仏壇の前にいた。祖父 にとっては私だけが後継ぎ」となり、祖父に厳しく育てられたという体験が綴られていました。肉親の愛情とは深くいろいろだと思いました。



 思い出すのは、18歳で高校卒業し、就職。勤務地は福岡市。福岡県の田舎から転居。高校1年の時にてんかん発症。朝方に多く突然倒れていました。それでも、試験を受け、病気を隠していました。そのことの意味をあまり感じていませんでした。独身寮が満員で空くまで待つことになり、その間、姉と義理の兄の新婚夫婦が住む社宅の1室に世話になりました。今思うと狭い社宅です。迷惑なことだとその時は考えていませんでした。自分のことで精いっぱいでした。いくら図々しい同居と言っても「悪いな」という気持ちがあったのでしょう。半年で近くの公団住宅に転居しました。



 先日、久しぶりに姉夫婦と会いました。あの時は迷惑をかけましたと改めて伝えることができました。


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