「人生なりゆき」 [高齢者]
2019年6月17日西日本新聞の投稿欄からです。
「人生なりゆき 元気にいこう 98歳
妻が亡くなって3年。今年3月に年忌の法事を済ませたが、心のどこかに穴があいた感じは埋めることはできなかった。入院中は見舞いに行き、家に帰ってからビールを飲むのが楽しみだった。妻が家にいなくて も、見舞いに行けば顔も見 られる。いろんな話もできる安心感があった。 妻が亡くなってしまった 今はそれができない。施設に通所し食事、入浴、体操。 職員や通所者の人々と話を楽しんでいるが、家に帰ると寂しさが身に染みる。そんな毎日だったが、先日娘が来て、樹木希林さんの「一切なりゆき」という本をくれた。読んでみて、幸せは自分で見つけるもの、人生なんて自分が思い通りにならなくて当たり前などの言葉が並んでいる。(以下略)」
樹木希林さんの「一切なりゆき」には私も励まされました。話し相手になる家族がいれば救われますが、私なども滅入ってしまうかもしれません。ジタバタしてもなりゆきを変えられるとは思えません。泣き言を言いながら去っていきたいと思います。
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