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命を粗末にしないで [街で]

 

 

子どもを巻き込んだ事件が続いています。偶然の背景には何があるのでしょうか。命が粗末にされているとしか言いようがないです。

 

過日読んだ本にこんなくだりがありました。

「生きて虜囚の辱めを受けず

 戊辰戦争の最後、五稜郭の戦い(箱館戦争)の敗将榎本武揚は、自決を決意しながら官軍の説得で投降し、出獄すると外交畑で活躍、明治後半には大臣を歴任した。三島由紀夫の祖母の祖父永井尚志をはじめ幹部の多くも、数年後に許されて、新政府の要職に登用された。近代国家建設には人材を集める必要があったからである。

日本で捕虜を恥と決めつけるようになるのは、日露戦争後である。軍当局が勲章を与えた生

還捕虜を、郷里の人びとが白眼視して村八分にする例も現れた。しかし、本格化するのは、なんといっても日中戦争以降である。戦争が始まった時、日本は宣戦布告をせず、「支那事変変」と呼称し(昭和一二年〈一九三七〉九月二日閣議決定)、国際法上の戦争には該当しないとした。戦争状態にあると認められた国にたいして、兵器や軍用機材、一般物資の輸入を禁止・制限したり、金融上の取引制限をしたりするアメリカの中立法の適用を受けるのを嫌ったからである。」(『武士の日本史』高橋昌明)

 

子どもには無関係なことですが、命の大切さは誰にでも言えることです。今は子どもの犠牲が目立ちます。何かを暗示しているように感じます。震災などで隣りの人は亡くなって、自分が生き残ったというのはどういうことか。そんなことを考えさせられるこの頃です。

 


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