「田舎の弁護士」という人 [薬害]
5月12日放送予定「こころの時代」(Eテレ)に弁護士・徳田靖之さんが出られるということを教えてもらい見ました。
福岡での講演の際に「私は田舎の弁護士」であると言われました。そのことが気になっていました。大分が田舎ということなのかと疑問に思っていましたが、放送で真意を理解しました。私が聞き洩らしていたのでしょう。番組のホームページには、徳田さんの言葉を紹介しています。「田舎の弁護士」という鍵を解く鍵でもあると分かりました。
「救ってあげる人と救われる人、同情してあげる人と同情される人。この構造が改まっていないかぎりは、差別はなくならない」
田舎とは「地域の人たちと共に、立つ位置を見つめていく」ことだという。正確じゃないのかもしれませんが。
徳田氏とは、同じ年生まれなので時代の空気を近しく感じます。例えば、薬害のスモン訴訟の大分の事務局長をされていたという。その頃、私の家族もまた関わっていて、関係する製薬会社の福岡の出先にデモに参加したことがあります。
今後の課題として
①ハンセン病の国賠訴訟
⓶飯塚事件という死刑執行された冤罪事件の解決
③障害者の方たちが心安らかに生きられるように。
飯塚事件はマスコミの報道の在り方はどうなのかと疑問を持っていました。障害者分野でも活躍されていますが、お母さんが障害者だったことが背景にあるとのことです。益々のご活躍をお祈りします。
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