「コンパクト化する家族」 [経済]
先日、午前9時30分頃、散歩に出かけました。近くの歩道でお年寄りに声を掛けられました。「バスが来ない」と。バスというのは、丘陵地のためかつての若者が買い物弱者になったために、ボラティアで運行し、車は多分市からの提供で運転している無料のバンタイプの車のことです。その停留所のところでしたが、隔日運転ですので曜日を確認。次に時間を見ると10時6分とあり、30分間あります。「お宅はどこに行かれます」と問われたので近くを歩いてきます。認知症のサポーター研修は受けていますが、判断に迷いました。
話題は、家族の方の変化と消費行動の変化についてです。
「変わる家族の形と消費 平成における消費者の変容(1) 」(ニッセイ基礎研究所生活研究部 主任研究員 久我 尚子)によれば平成の時代に「大きく変わったのは『家族』『女性』『若者』『インターネット」』」だという。私の家もそうですが、標準世帯(親と2人の子)というのは今や5%以下だというではないか。
「核家族化や未婚化、少子化の進行で家族はコンパクト化している。また、若い世代ほど共働きがスタンダードになっている。働く父親と専業主婦の母親、子ども2人の「標準世帯」は今や5%未満の少数派だ。家族のサイズや形が変われば、自ずと消費市場で売れる商品や必要とされるサービスも変わる。」
働く女性の増加も顕著だが喜んでばかりはいられない。世帯としての収入の低下で働かざるを得ない面も強いようです。
ここから見て、コンビニエンスの24時間営業はどうだろうか。利用者は若者から高齢者にシフトしているという。夏場早朝の散歩をしているとお年寄りがコンビニから出てくるのをよく見かけました。
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