自己責任論もありますが [ジャーナリズム]
「(声)ジャーナリストの使命考えた 18歳 2018年10月28日朝日新聞
ジャーナリストの安田純平さんが、シリアの過激派組織による拘束から解放された。私は、日本政府がシリアへの渡航はやめてくださいと退避勧告を出していたのにもかかわらず、どうして行ったのか疑問でならなかった。しかしそこには多くの人々に伝えなくてはならない状況があった。
私がインターネットなどで調べただけでも、アサド政権の政府軍は町を破壊するような空爆や砲撃を続けているらしい。負傷した人々を助けようとする医療従事者も狙撃し、病院や食糧庫やパン工場も攻撃され、生活物資も止められたという。人々が逃げようにも、反政府勢力の活動をしている地域の出身だというだけで身柄を拘束される状況にあるらしい。このことから状況は非常に切迫しているに違いない。そのアサド政権の反勢力が拠点とするイドリブ県で安田さんは拘束された。
シリアで何が起きているのかといった情報は、日本のメディアではなかなか報道されない。紛争地の人々の苦しみを伝えようと果敢に挑み続けた安田さんの姿勢は、非難されるどころか、たたえるべきことなのではないかと思う。」
私はダルビッシュの指摘に同意しました。
「ダルビッシュ投手は約80万人が死亡したとされる1994年のルワンダ大虐殺を例に「危険な地域に行って拘束されたのなら自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことを勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよくわかります」などとつづった。(共同)(一部引用)毎日新聞」
福島原発が破壊されたときにマスコミは撤退を指示した。多くの人には正確な情報は届かなくなりました。そんなことを思い出しました。危険な所に行ったのだから自己責任という。
ダルビッシュ氏は次のように言っているという。
「 ダルビッシュ投手は約80万人が死亡したとされる1994年のルワンダ大虐殺を例に「危険な地域に行って拘束されたのなら自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことを勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよくわかります」などとつづった。(共同)(一部引用)毎日新聞」
別のネットニュースでは次のように語っているという。深い話だと思います。
「一人の命が助かったのだから、自分は本当に良かったなぁと思います。自己責任なんて身の回りに溢れているわけで、あなたが文句をいう時もそれは無力さからくる自己責任でしょう。皆、無力さと常に対峙しながら生きるわけで。人類助け合って生きればいいと思います」
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