長い秋を [環境]
新聞の投稿欄からです。
「美しく長い秋を取り戻したい 73歳
やっと、あの暑さから解放されましたねえ。ほんと、体がどうかなるんじゃいかと思いました。でも、もう、肌寒さを感じるくらいです。私は昔の長い秋が好きでした。空は澄み渡り、夜はコオロギや鈴虫、マツムシの声がきこえ、田んぼにはかかしが立っていました。黄金の稲穂もたわわに実り ます。街路樹の黄色いイチョウ、紅葉した山々。ところが近年秋はあっと間に過ぎ、楽しむ余裕なんかありませよ 毎年のように「こんな暑い夏は初めて」と話します。一方、秋は短すぎまず。温暖化のせいでしょうか。どなたか昔のような地球をとり戻せるよう研究、発見をしてくださいませんか。」(2018年10月7日朝日新聞)
同世代の私にはよく分かります。本当に長かったのかどうか分かりませんが、思い出の中では長かったのです。
稲刈りが一大イベント。子どもまで総動員しての仕事です。学校は農繁期休みでした。非農家の私の家も学校は休みですので、隣りに加勢?にいきました。報酬は食事です。稲刈りが終わると、田んぼは野球のまねごとの場に。日が暮れるまでしていました。夕闇と共に迫る冷気。虫の鳴き声も・・・。ハゼの木が紅葉する時期でもありました。
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