慣れ [平和]
新聞の投稿欄からです。
「慣れたままで いいのですか 86歳
人間は慣れるものであ る。それは良い面もあるが 悪い面もある。 集団的自衛権容認や特定秘密保護法が論議されていた時、あれほど大騒ぎして反対したのに、成立してしまった。今では口にすることは少なくなった。森友学園問題も加計学園 問題も重要なことなのに、 同じような質疑応答の繰り返しでうんざりしている。 中にはいいかげんで打ち切って、法案の審議応力を入れろと言う人もいる。米軍機が墜落しても、もう驚かなくなった。辺野古
基地問題は沖縄県民の間にさえ、仕方がないとあきらめムードが漂い始めた感じがする。ましてや他県の者は忘れてしまったかのようだ このままでは、国民は政権の意のままに操られてしまうのではなかろうかとの 不安が湧く。そこで、新聞 などのマスコミにお願いす る。そんな私たちの横っ面をひっぱたき、目を覚まさせるような論陣を大いに張 っていただきたい。」(2018年6月20日西日本新聞)
『茶色の朝』という本を思い出しました。いつのまにか時流に乗り軍国主義に染まっていたというフランスの寓話です。本の帯には「考えることを放棄してはならない。それは知性と感受性の後ずさりを意味する。非情な時代を深く生きるために」とあります。
次の記事には沖縄の負担軽減のためとあります。まやかしではないか。
「築城基地滑走路延長へ
防衛省米軍訓練拡充か
防衛省は、航空自衛隊築城基地(福岡県築上町)の滑走路を延長する方針を固めた。周防灘を埋め立て、滑走路を約300M延長し2700Mとする。関係者によると、在日米軍が集中する沖縄の負担軽減の一環で、築城基地を使った米軍訓練が拡充する可能性がある。国は現地調査に入っており、早ければ2019年度の着工を目指す。(以下略)」(同前)
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