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新聞への期待 [支え合う社会]

 

 

政治・行政の利権争い。醜聞を言い繕う大人たちに希望を託せない。そんな最近の話の中で秀逸だった記事の背景です。

 

「オピニオン   デスク日記

 「友だちもできました」。1人の女子大生の笑顔を見てうれしくなった。今月、福岡県田川市であった田川地域8市町村統一の給付型奨学金交付式。応募123人の中から奨学生に選ばれた彼女は今春、同県大任町の児童養護施設「誠慈学園」から熊本大法学部に進学した。

 中学1年の時、同県久留米市から学園に入所。中学3年の時、「自分のような境遇にある人を法律の力で守りたい」と弁護士になる夢を掲げ、田川の地で学業に励み、推薦入試で熊本大合格を射止めた。その5年余を思うとき、自分の中学、高校時代が恥ずかしくさえ思える。

 大任町が6月議会で施設入退所者にも奨学金受給資格を与える特例条例を可決したのは、彼女の大学進学を受けて。行政の速やかな対応も時宜を得ている。老若男女を問わず、苦難の中で地道に努力を重ねる人の生きざまは尊い。微力ながら、そんな人々に光を当てたい。 (吉丸宣孝)=2018/06/20付 西日本新聞朝刊=」

  

 「おおとうまち」と読みます。人口5千人程度。議員定数は11人という。知られて町ではないと思います。凄いことだと羨ましく思いました。

 

 

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