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変化しないのか [高齢者]

 

 

放送大学のラジオ放送で臨床心理学のゲストが「生きたように死んでいくというのはそうかもしれないが、最後まで変化する」のではないかと意味の話をされていました。「生きてきたように・・・」と言われると、因果応報みたいで取り返しは難しいように感じられます。それでも、最期は自分の家で過ごしたい。我儘かもしれませんが・・・。

 

 

「アジアでは住み慣れた環境で最期まで人生を全うすることが当たり前の習慣であり、 自然のことです。しかし、現実的に最期まで在宅で過ごせない人も少なくありません。 それぞれのご家庭にあって、医療や介護を受けられていないお年寄りがいるという 状況には、様々な要素が含まれていると思います。 第一に、当事者であるお年寄り自身は、先にも述べたような理由で、住み慣れた家 で過ごしたいと思っておられ、実際にそうしていて、介護などの干渉を受けたくない という事例。これは自然で当たり前の願いによるものだといっていいでしょう。 第二に、そうやって在宅で過ごすのですが、当事者やご家族が、介護サービスを受けられるということ、その申請などの術を知らない場合があるという問題。おじいちゃん、おばあちゃんの心身が弱ってきたけど、どうしたらいいかわからず孤立してし

まうというケースです。あるいは、介護サービスを受けられることは知っていても、いろんな理由から受給しようと考えない場合もあるでしょう。とくにお年寄りの一人暮らし、老夫婦二人暮らしのご家庭でこうした問題がある気がします。

3に、需要は十分にあっても医療・介護機関そのものや、そのスタッフが十分にいなくてサービスの手が回らない場合があるという問題の方が、近年では重要だと思います。」(『最後の時を自分らしく-在宅治療ができること』レシャード・カレッド)

 

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