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漂流する高齢者 [高齢者]

 

 

「人生相談:夫に愛人、円満に離婚する方法は?=回答者・わかぎゑふ

毎日新聞 20140514日 東京朝刊

 

 結婚して五十数年。主人に愛人がいると知り、最初は我慢して私なりに努力をしてきましたが、昨年、私の留守中に、知人が主人の「遠距離不倫」を空港で目撃。主人に離婚を求めていますが、応じてくれません。どうすれば円満に別れられるのでしょうか。(女性)」

 

20歳で結婚したとしても70歳代ですから、いずれにしろ相当な年齢ですね。不倫したから別れたいのか、もともと別れたかったのか、「夫の病気」だと思えるか。そして、一人で生きていく「覚悟」があるか。そんな整理が必要かなと思いましたが・・・。人生経験貧弱な男の役に立たない「解説」です。新聞で回答御確認を。

 

「高齢者特養は入れず漂流・「短期」繰り返し長期入所・制度の隙突きしのぐ」(2014510日西日本新聞)では、お泊りデイと併せて、ニーズから生まれた制度の隙間の実態を紹介しています」

 

「『ロングショートステイ』という造語がある。介護保険法に基づき、「連続30日を超えてはならない」と定められた特別養護老人ホ ーム(特養)などへの短期入所(ショートステイ)サービスを、お年 寄りが長期間利用することを、介護業界ではそう呼ぶ。本来の制度の理念とは違う緊急避難的な運用が増え、施設や行政もそれを黙認するのは、在宅介護が困難になってきている実情を反映している。

福岡市東区の特養に書類上はショートステイでの利用だが、2年間自宅に帰っていない女性(91)がいる。「ここは気安いし、居心地がいい。友達もいるしね」。衣装ケースや裁縫箱など愛用品を持ち込んだ居室はまるで自宅のようだ。1人暮らしをしていたが、85歳のとき手術で一時入院。足腰が弱り、買い物 や料理、入浴が難しくなった。要介護度(最重度は5) 2と低めの判定。特養へ の入所は、150人待ちだった。

市外に住む息子が毎晩、食料を買い込んで泊まりに来てくれたが、仕事をやりくりする姿がしのびなかった。そんな時、ケアマネジャーが提案したのが、次のような裏技だ。

介護保険は利用制限があり、要介護2の人は、月に25日ほどしかショートステイを利用できない。このため、①ケアプラン上は毎月25日間、ショートステイを限度いっぱい利用②残り56日間は、福岡市が要介護度が低くショートステイを利用しにくい人向けに独自に設けた介護保険外の制度「あんしんショートステイ」(12900円、年間限度60)を利用 する。こうした介護保険と保険外のサービスの組み合わせによるショートステイの連続利用は、「ロングショー一トステイ」と呼ばれる。

福岡市のような独自制度がない自治体では、30日間以内でショートステイした後、数日間だけ自宅に帰り、利用期間をリセットしながら滞在を延ばしている。」

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特養の待機者は50万人を超えています。実態は、とりあえず申し込んでおこうという人がいるので相当少ないはずだという人もいますが、待機待ちが常態化しているのは事実です。もし、少ないというのであれば、待機者の実態調査をして証明しないといけないと思います。


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